赤ちゃんが生まれ、乳歯は何本生えてくるのか?そして乳歯が抜けて、永久歯が生え変わるのはいつ頃なのか?虫歯にならないために、どうしたらよいのか?
乳歯とは
乳歯は、全部で20本あります。生後2歳半くらいまでに生え揃います。しかし、前後半年くらいは誤差範囲のため、例えば三歳の誕生日までに20本全て生え揃っていなくても問題ないようです。ただ、4歳の誕生日までに20本全て揃っていない場合は、小児歯科を受診してください。
生後6か月ごろから、まず下の前歯(乳中切歯)2本が生え始めます。その後、1歳半ごろまでに上の前歯2本と上下前歯の横の歯(乳側切歯)4本が生えます。1歳半を過ぎると奥歯(乳犬歯と第一臼歯)が生え、計16本になります。そして、最後に第二乳臼歯が生え始め、2歳半までには計20本の歯が生え揃います。
永久歯とは
永久歯は、5歳半~12歳ころにすべて生え変わります。生え変わりの時期と順番は、ほぼ決まっています。まずは、5歳半頃から、下の前歯2本(中切歯)が生え変わります。次に、その横の歯2本(側切歯)と上の前歯2本」が生え変わり、さらに新しい永久歯がはえてきます。
5歳半から8歳くらいで一段落して、1年半から2年たったころに、残りの歯が全部生え変わります。すべての乳歯がなくなって永久歯に生え変わるのは、10歳~12歳ころになります。
親知らずとは 8番目の歯
親知らずとは、永久歯が生え揃って20歳前後に生えてくることが多く、歯茎の中で横になってしまい出てこない場合もあります。よって、歯列を悪くしたり、虫歯や歯周病にさせてしまう場合もあるため抜いたほうが好ましい。
親知らずは、口腔外科手術の分野になります。しかし、親知らずは必ずしも抜かなければならないということはありません。
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