米大リーグ・ドジャースの大谷将平選手(29)の元通訳、水原一平氏(39)の違法賭博疑惑を巡り、大谷選手は２５日午後（日本時間２６日朝)、米ロサンゼルスで「彼(水原氏)が僕の口座からお金を盗み、周りの人たちにウソをついていた」と述べ、賭博への自身の関与を否定した。疑惑について大谷選手が公の場で発言するのは初めて。
ブックメーカー(賭け業者)のマシュー・ボウヤー氏との疑わしい関係？
水原氏は賭博が禁止されているカリフォルニア州に拠点を置くブックメーカー（賭け業者)、マシュー・ボウヤー詩氏との関係が疑われている。米メディアによると、大谷選手の口座からボウヤー氏側に少なくとも４５０万ドル(約６億8000万円)が電信送金されていたことが連邦政府による捜査で判明している。
「自身はスポーツ賭博に全く関与していない！ブックメーカーに送金した事実も全くない！窃盗と詐欺に遭ったと刑事告訴した！」
発言骨子
・僕は何かに賭けたことはないし、賭けを頼んだこともない
・僕はブックメーカー（賭け業者)に送金していたという事実は全くない
・水原氏は当初、僕の代理人に、僕が「某友人」の借金の肩代わりをしたと話した
・翌日、水原氏は僕の代理人に、僕が水原氏の借金の肩代わりをしたと説明を変えた。
・僕は(20日)韓国での第1戦後、賭博や借金の問題について初めて知った。
・水原氏は僕の口座に勝手にアクセスし、ブックメーカーに送金していたと僕に明かした。
・弁護士と相談し、窃盗・詐欺事件として警察当局に引き渡すことにした
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