東京東京国立博物館の平成館で開催中の「はにわ展」に行って来ました。
当日(11月29日)は、今一番のイチョウの紅葉で有名な本郷の東大のイチョウ並木を歩きました。安田講堂前のイチョウ並木では大勢の外国人観光客が来ていました。東大発の都バスで上野公園下まで行きました。「大イチョウ」の黄葉はみごとでした!!
よく愛犬を連れて散歩に来たところで、想い出のいっぱい詰まった場所です。
上野公園下でバスを降り、まっすぐ上野公園へ直進して噴水の先に東京国立博物館が正面に見えます。
チケット売り場で30分待ち!
自販機で特別展チケット(2,100円)購入して入門すると、入り口で待機30分しやっと中に入ることができました。
音声ガイド機は借りた方がいい!
1台650円で借りられるのであった方がいい。順番に埴輪の説明ナレーションが聞けるのであった方がいい。
見学を終えて帰る際、売店を見たかったがかなりの混雑であきらめて退館した。
レストラン(オークラ)でも20分待ちで食事したあと、公園内のスタバでも座る場所をさがしてホットコーヒーとドーナツを食べてから都バスで帰宅した。
本日は快晴で少し暑いぐらいで混雑していたが、とても印象に残ったはにわ展だった。
はにわ(埴輪)とは?
「はにわ」とは、王の墓である古墳に立て並べられた素焼きの造形物をいいます。古墳時代は、今から1750年前から350年間続きました。いろいろな個性豊かなはにわ(埴輪)が造られ、王を取り巻く人々の当時の生活を知ることができます。
国宝「埴輪 桂甲の武人」は最高傑作と言われている!
「桂甲の武人」は、埴輪で初めて国宝になった東京国立博物館所蔵のものです。頭から足まで完全武装しており、古墳時代の武人の様子が伺われます。
この「桂甲の武人」の埴輪が国宝に指定されてから50周年を迎えることを記念して、今回全国各地から約120件の至宝が空前の規模で集結しました。
「はにわ」の魅力が満載!
素朴で”ユルい”人物や愛らしい動物から精巧な武具や家に至るまで、埴輪の魅力が満載です。
古墳時代の3世紀から6世紀にかけて埴輪が造られました。日本列島で独自に出現し、発達した埴輪は服や顔、しぐさなどを簡略化して丸みを持つという特徴があり、世界的にもめずらしい造形物として知られています。
・埴輪「踊る人々」
・金製耳飾
・金銅製沓
・家形埴輪
・円筒埴輪
・馬形埴輪
・天冠をつけた男子
・桂甲の武人
・鹿形埴輪
「埴輪」と「土偶」の違いは?
「土偶」は「縄文時代の素焼きの人形」で、「埴輪」は古墳時代に「墳墓に並べられた焼き物」です。時代も用途も違います。縄文時代は、今から13,000年位前から2,300年位前までをいい、約1万年間続いた時代です。
縄文時代の次は、お米作りが各地に広がっていったり、金属器が大陸から伝わってきた弥生時代で、その次に古墳時代、そして飛鳥、奈良、平安、鎌倉と続きます。
「埴輪」は、粘土お輪状に積み上げて焼いて作った赤茶色した素焼きの土器で、古墳の上に並べており、死者の霊を弔う祭祀に用いたと考えられています。
埴輪の種類(5分類)
1.筒や壺の形
2.兜や盾、船などの道具の形
3.家の形
4.馬や鹿、いのしし、鳥など
5.人の形
コメント