日本初の女性弁護士 中田正子  NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」のモデル

時事問題

4月1日から新しく始まったNHK朝の連続テレビ小説「虎と翼」は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリーである。
困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く「極上のリーガルエンターテインメント」とNHKの公式サイトにはあります。

明治大学が生んだ日本初の女性弁護士なの?

中田(旧姓田中)正子弁護士は(1910~2002)は、日本初の女性弁護士の一人として知られています。1910(昭和43)年に現在の東京都文京区に生まれました。府立第二高等女学校、女子経済専門学校、日本大学選科生を経て、1934年(昭和9)年に明治大学専門部女子部第3年次に編入学しました。女子部卒業後、明治大学法学部に進学し勉強に励んだ結果、同窓である久米愛、三淵嘉子両氏とともに、1938(昭和13)年に高等文官司法科試験を突破し女性弁護士の初めて開いた。

1945(昭和20)年に夫の郷里鳥取県に移住し、5年後に法律事務所を開業した

長きにわたり弁護士として活躍し、鳥取県弁護士会会長(女性初)、日本弁護士連合会理事(女性初)などの要職を歴任し、勲四等瑞宝章などを受賞するなど、数多くの功績を残しています。

戦後公布の日本国憲法により、法制上男女平等となる!

戦後公布された日本国憲法により、法制上は男女平等となりました。現在では女性法曹も珍しくないが、中田弁護士のような先人の活躍があればこそ、後進の道が開かれていることを忘れてはならない。

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