東京都調布市に所在する「深大寺」に隣接している「植物公園」は、昭和36年に名称も「神代植物公園」と改称し、都内唯一の植物公園として開園されました。
武蔵野の面影が残る園内では、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができます。
この公園はもともと、東京の街路樹などを育てるため苗圃(びょうほ)でしたが、戦後は神代緑地として公開され、植物公園となりました。
敷地15万坪余り、ばら園、つつじ園、うめ園、はぎ園、大温室など、約4,800種類、10万本の樹木
景色を眺めながら植物の知識を得られます。また、古くから伝わる日本の園芸植物の品種の保存や植物・園芸に関する催しや展示会を開き、都民の緑に対する関心を高めるのに一役買っています。
昭和59年には大温室が完成し、珍しい熱帯の植物が集められ、冬も彩り鮮やかな花々を、鑑賞できるようになりました。
日本屈指の元三大師(がんざんだいし)寺院である「深大寺」、我が国の「おみくじ」の創始者は比叡山の元三大師さま
「深大寺」は奈良時代の733年(天平5年)、満功上人が法相宗の寺院として開創したと伝えられています。東京都では浅草寺に次ぐ古刹です。
平安時代の859年、天台宗に改宗する。江戸時代の1646年と1865年に火災に遭い、堂宇の大半を失っている。現在の本堂は、大正時代の再建である。
本尊は本堂に安置されている宝冠阿弥陀如来像。他に、元三大師(がんざんだいし)像を秘仏として祀る。元山大師は、鬼などに姿を変えて衆生を疫病から救う「鬼大師」とも呼ばれるため、深大寺の節分会豆まき式では、「福は内」と発声するが「鬼は外」とは言わない。
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