富山と長野を結ぶ総延長37.2キロの「立山黒部アルペンルート」が冬期閉鎖期間を終えて、4月15日、全線開通となりました。
大谷に「雪の壁」が約500メートル
「大谷」は「室堂」から徒歩で5分のところにあります。北アルプス立山連峰の玄関であり登山口でもある「室堂」へは、富山地方鉄道の終点の「立山駅」からケーブルカーとバスで乗り継いで登っていきます。
この立山駅が立山黒部アルペンルートの起点になっています。(駅周辺には無料の900台収容の駐車場あり。尚、立山黒部アルペンルートへのチケットは、混雑のため事前に購入しておいた方がいい。)
「大谷」は吹き溜まりのため積雪が非常に多く、その高さは20メートルを超えることもあります。この「大谷」に積もった雪を除雪してできる「雪の壁」が約500メートルに渡り連なる区間を「雪の大谷」と呼んでいます。(2024年4月15日~6月25日 9:30~15:00 立山黒部・雪の大谷フェスティバル開催)
立山黒部アルペンルートとは?
立山黒部アルペンルートは、北アルプスを貫き富山と長野を結ぶ世界有数の山岳観光ルートです。
富山県立山町の富山地方鉄道「立山駅」と長野県大田市の「扇沢駅」の間を様々な乗り物を乗り継いで、いくつもの景勝地を通って気軽に、雲上に広がる立山黒部の雄大な大自然を満喫することができます。
尚、長野駅から扇沢駅までは、アルピコ交通長野の特急バスで約1時間45分、3,700円です。
3,000m級の峰々、総延長37.2キロ、最大高低差1,975m、6種類の乗り物を乗り継ぐ
立山黒部アルペンルートは、標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルートです。総延長37.2キロ、最大高低差は1,975mで、その全区間が中部山岳国定公園内にあります。
アルペンルート内は、一般車両の通行ができないので、移動交通機関は高速バスやロープウエイ、ケーブルカー、トロリーバスなど様々な特徴のある6種類の乗り物を乗り継ぐ必要があります。
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