尾瀬ヶ原ハイキング のんびり一人旅

マイ催事記

2024年(令和6年)6月12日~13日にかけて初の尾瀬ヶ原ハイキングに行ってきました。バスタ新宿より深夜バス22時40分発に乗って尾瀬戸倉には4時10分に着きました。シーズン中は尾瀬戸倉までしか車の乗り入れはできませんので、5時30分発の始発シャトルバスで尾瀬ヶ原の玄関口である鳩待峠まで行きました。気温は15°Cで肌寒かったので長袖に着替え、6時15分鳩待峠入口よりスタートしました。

尾瀬の土地は東京電力の所有地なの?燧ケ岳(ひうちがたけ)と至仏山(っしぶつさん)は尾瀬のシンボル!高山植物の宝庫、花の百名山としても有名

<ルート>
4:30
高速バスは大清水の終点まで行ってから尾瀬戸倉に戻って下車した。
シャトルバスが出る駐車場まで橋を渡って徒歩で5分、鳩待峠行きのシャトルバスは、始発が5時30分のため待合室で待機した。5時に係りの人が来て自販機で切符を購入した。(片道1,300円/現金のみ)
6:05
約25分でシャトルバスは鳩待峠に到着
6:15
鳩待峠入口よりハイキングスタート
鳩待峠の山荘はまだ営業しておらず、それぞれ身支度をしてスタートしていった。最初から下りの坂道で、足元は石がころがっていたり、木の階段も急なため注意を要する。
6時を過ぎると明るくなって早朝の清々しさが気持ちいい。また、鳥の鳴き声が山に響き何とも山に来た感じがした。

前方を歩いている二人連れの男性が見えるが、少し険しい下り坂のため遅れをとらないよう後についていった。早く平坦な木道に出られるよう先を急いで歩いた。途中熊除けの鈴が立っていたので鳴らしたら、大きな音が山に響いて熊よりもむしろ私自身が驚いた。下り坂とはいえ、歩いている前方がまだ開けないので少し不安と疲労を感じた。

目の前が開けて来て、木道がずっと先まで延びて見えた。水芭蕉の花は見当たらなかったが木道に沿って流れている小川のほとりに白い水芭蕉の花らしきものが見えた。気温は15°くらいでハイキングには気持ちよかった。

7:15
山ノ鼻到着 山ノ鼻ビジターセンター(15分休憩)
前夜バスタ新宿の売店で買ったパンとスムージーで朝食をとる。
7:30
トイレ(有料100円)に寄ってから牛首に向かってスタートする。ここからは湿原が広がっていて木道も平坦で尾瀬ヶ原に入っていった。

8:30
牛首分岐に到着
山ノ鼻から1時間ほど歩くと牛首分岐に到着した。休憩スペースの椅子で休んでいる人もいたが、昼前に山ノ鼻山荘で昼食を食べたいので休まずに左折してヨッピ吊り橋を目指した。
かなり先に進んでいくと、小川を渡る木橋があったがこれはヨッピ橋ではなかった。さら先を行くと尾瀬を管理している作業員が数名いて誰かを待っているようであった。
   
登山者のマナー?ルール?木道をすれ違う人と「挨拶」を交わすようになった。
やっとヨッピ橋に着いた。とりあえず橋を渡ってみたが、ヨッピ川は水量も多く清らかな水の流れを感じた。「ヨッピ」とはアイヌ語で「集まる」という意味で、流れる水が集まって川となることを意味しています。

今回は日帰りのため先はここまでにして、ヨッピ吊り橋から右に折れて「竜宮十字路」に行き、竜宮からは帰り道で牛首を経由して山ノ鼻から鳩待峠に戻る予定を考えていました。

ヨッピ橋から右に方向を変えて木道を歩いていると、山の向こうからヘリコプターが1機ロープを下げてこちらに飛んできました。先ほど作業員がいた辺りにヘリコプターは近づき、何かロープにぶら下げていたものを下げて下ろしています。その後、何度も何度もヘリコプターは飛んで運んできたものを降ろしています。木道が痛んできているところがあるため、新しく入れ替えているのです。

尾瀬は東京電力の所有地です。木道の木材には「TEPCO」の刻印が入っているのがわかります。

竜宮に着いて有料トイレに寄って、この先の帰り道を急ぎました。昼に山小屋レストランが混雑すると予想されるため、昼前に山ノ鼻レストランに到着するように先をい急ぎました。

11:45
山の鼻に到着
山の鼻に到着すると、鳩待峠から来た学生の団体がちょうど到着したところでした。ただ学生たちはそれぞれ持参したお弁当などを銘々で食べていました。
山ノ鼻山荘に入り、売店で「熊除け鈴」が欲しかったので、一番いい音が出ていた金の鈴(1,850円)を購入した。昼食は、「上州豚焼肉丼」(1,100円)の食券を自販機で購入して食べた。また、食後に食べた「花豆ソフトクリーム(650円)」も美味しかった。

<尾瀬ハイキングの定番コース>
鳩待峠 → 山ノ鼻ビジネスセンター → 牛首分岐 → ヨッピ吊り橋 → 竜宮十字路 → 牛首分岐 → 山ノ鼻ビジネスセンター → 鳩待峠   
(総距離 約17km、 総時間 約6時間30分~7時間)

14:00
鳩待峠 山荘にてお土産、休憩
14:30
シャトルバスで鳩待峠出発
15:05
尾瀬戸倉着

15:20
高速バスで尾瀬戸倉を出発 川越経由
19:35
バスタ新宿到着

尾瀬のルールトマナー    

  1. 木道や登山道から外れて湿原には立ち入らない
  2. 動植物をとったりしない
  3. 外来植物を侵入させない
  4. ペットと一緒の入山はNG
  5. 木道は右側通行で登りが優先
  6. 自分で出したごみは必ず持ち帰る
  7. ストックを利用する際はキャップをつける
  8. 公衆トイレはチィップ制(100円)
  9. キャンプは指定場所でする
  10. 至仏山や燧ケ岳に登る際は携帯トイレを持っていく

今回のコースルート

  1. 鳩待峠(1592m) ~ 山ノ鼻(1399m)     3.3キロ   60分
    尾瀬への入り口として利用する鳩待峠から尾瀬ヶ原まで約1時間ほど下っていく。
    傾斜のキツイ下りから始まり、川上川に沿って緩やかに下っていく。途中の期の階段では滑り
    止めに躓かないように気を付けること。戻りは登りになるのでキツイ。
  2. 山ノ鼻  ~ 牛首分岐          2.2キロ   40分
  3. 牛首分岐 ~ ヨッピ吊り橋        2.3キロ   50分
  4. ヨッピ吊り橋 ~ 竜宮十字路       1.5キロ   30分
  5. 竜宮十字路 ~ 山ノ鼻          4.4キロ   80分
  6. 山ノ鼻 ~ 鳩待峠            3.3キロ   90分
                      (計 17.0キロ  350分(5時間50分)

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