櫻木神社本郷と本郷薬師堂は文京区本郷四丁目にあります。
その由緒を調べましたので記録しておきます。
まず、櫻木神社は文明年間(1470年代)に、太田道灌が江戸城の築城の際、菅原道真公の神霊を京都北野の祠(ほこら:神を祀る小規模な殿舎)より江戸城内に勧請(かんじょう:神仏の来臨や神託を祈り願うこと)せられたのが始まりです。
その後、将軍徳川秀忠の時代に湯島に移されましたが、元禄3年(1690年)5代将軍徳川綱吉が、同所に湯島聖堂を中心とする昌平坂学問所を設立するにあたり、翌年1691年現在地である本郷の富元山真光寺境内に遷座して現在に至っています。
「本郷薬師堂」は、文京区本郷四丁目にある薬師堂です。
本郷薬師堂は、清賢法印が寛永14年(1636年)中興した富元山真光寺の境内に寛文10年(1670年)に建立したと言われています。
深く信仰を集め、縁日も賑やかであったといいます。しかしながら、先の第二次世界大戦で焼失し、真光寺は世田谷区へ移転しています。
薬師如来は病苦を癒やし苦悩を除くとして、深く人々に信仰された!

当時、御府内(江戸市中)に奇病や病に倒れる者が数知れず出ましたが、この薬師像に祈願して病気が治まったと言われております。
本来薬師如来は、人間の病苦を癒やし、苦悩を除く仏とされています。以来、人々に深く信仰されました。
本郷夜市は、有名になり毎夜商人が露天を張りました。毎月、8日、12日、22日は薬師の縁日となりました。縁日の夜は特に雑踏を極めました。
牛込神楽坂善国寺毘沙門天の縁日とともに大変有名でした。

コメント