韓国のユンソンニョル大統領による「非常戒厳」の宣布をめぐり、高官犯罪捜査庁(高捜庁)と警察などの合同捜査本部は1月１５日、内乱などの容疑でユン氏を逮捕しました。
１月３日の最初の逮捕状執行の際には、大統領警護庁に阻止されて約５時間半で断念しましたが、今回は抵抗もなく約６時間で執行に至りました。
「非常戒厳」を巡る経緯
２０２４年１２月３日
ユン大統領が「非常戒厳」を宣布
戒厳司令部が政治活動禁止などの布告分を公布
１２月４日
国会が戒厳令解除要求を決議
ユン大統領が戒厳令を解除
１２月７日
国会でユン大統領に対する弾劾訴追案が不成立
１２月１０日
検察が、ユン大統領に戒厳令を出すよう進言した金龍顕前国防相を逮捕
１２月１２日
ユン大統領が国民向け談話で、「野党の議会独裁に対抗しようとした」などと戒厳令を正当化した。
１２月１４日
国会が２度目の弾劾訴追案を可決。ユン大統領は職務停止になる。
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１２月３１日
裁判所がユン大統領に対する逮捕状を発布する。
混乱が続く政治状況、外交安全保障にもマイナス
１月のトランプ政権発足で米韓同盟の推移は？
裁判所の逮捕状発布で最長２０日間の拘束継続か?
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