23年度最後の取引となった3月29日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は前日比201円37銭高の4万369円44銭だった。
前年度末から1万2327円(44%)上昇し、年度末としては史上最高値となった。上昇率も2020年度(54%)以来の高さとなった。
海外投資家の日本株買いが広がった!
23年度の株式相場は、序盤と終盤に上昇局面を迎えた。海外投資家の日本株買いが広がり、23年3月末に約2万8000円だった日経平均は6月に3万3000円を超えた。
好調な企業業績に加え、東京証券取引所が上場企業に株価を意識した経営に取り組むよう要請したことが、一つの契機となった。
株主還元の充実など進める企業が相次ぎ、日本株買いにつながった。
3月に初めて4万円を超えた!
24年になって上昇はさらに加速した。2月22日には約34年ぶりに日経平均が史上最高値を更新し、3月には初めて4万円を超えた。
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