あるべき「生活保護費」の基準とは? 「いのちのとりで」訴訟で行政の敗訴が相次いでいる。

時事問題

 生活保護費の引き下げは、憲法25条や生活保護法に反するとして、全国で行われている「いのちのとりで」訴訟で行政の敗訴が相次いでいる。

1000人超が訴訟提起

2013年に決められた生活保護基準の引き下げに対して、29都道府県で1000人を超える原告が訴訟を提起した。

2023年11月の名古屋高裁判決では、減額決定を取り消して国に1人1万円の慰謝料を支払うよう命じた。

日本では「最低賃金」と「生活保護給付水準」とはほとんど変わらない!しかし、他国ではほとんどないことだが!

生活保護受給者 200万人!

「生活保護は誰でも受けられる権利」と言われるが、困ったら誰でも生活保護を受けられる体制にならなければ、権利としては認定されないものだと思う。

まず「自助」、次に「共助」、最後に「公助」というのは誤り?!

 生活保護のような公助が基本にあるから、共助や自己決定に基づく自助が成り立つのではないか?!

 例えば、家(住所)がないのに就労自立を求めても、まともな仕事を得ることが難しいことは容易に想像がつくだろう。

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