「第三の男」 1949年 イギリス映画 ウィーンのミステリー映画 

マイ催事記

「第三の男」は、1949年に制作されたイギリス映画で、第二次世界大戦直後のウイーンを舞台にしたミステリー映画です。

 映画の舞台のウイーンは、第二次正解大戦後の四か国に分割統治されていました。そこに、アメリカの流行作家(ジョセフ・コットン)は親友に呼ばれて会いに来るが、その親友はすでに死んでいた。そして、死体のそばには「第三の男」が立っていたという……….。

イギリス映画の傑作中の傑作

 ミステリー映画、オールタイム・ベストテン映画のアンケートで1位に輝いたこともあるイギリス映画の傑作中の傑作と言われています。
 グレアム・グリーンのオリジナル脚本を、巨匠キャロル・リードが監督しています。

 ・監督;キャロル・リード
 ・脚本;グレアム・グリーン
 ・出演;オーソン・ウエルズ、ジョセフ・コットン、アリダ・ヴァリ


「第三の男」のテーマ音楽、民族楽器の「チター」 アントン・カラスの音楽は、映画史に残る名曲

 民族楽器チターだけで通したアントン・カラスの音楽は、映画史に残る名曲と言われています。
 モノクロの効果を活かし切ったロバート・クラスカーのカメラが、夜のウイーンの歩道や地下道をとらえて絶妙です。

一躍有名になった「観覧車」は、遊園地プラーターに今も残って可動している。

最初と最後に登場する墓地には、ベートーヴェンやブラームスが眠る中央墓地です。

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